ヤモの国では、長い間、戦争が続いています。
ヤモの兄さんも、友達のミラドーのお父さんも、兵隊になって、戦場にでかけていったまま、帰ってきません。
それでもヤモの村に、秋のある日、待ちに待ったサーカスがやってきた。
普段の生活からは考えられないような楽しい時間を過す。
友達のミラドーがサーカス団と一緒に行く事になった。
別れは悲しいけれど、生きていればいつか会える。生きることのすばらしさを描いている。
『せかいいちうつくしいぼくの村』につづく、パグマンの村のものがたり。
アフガンの秋の景色が美しい絵本です。