モノクロの世界が、タイトルのように確かに奇妙でしずかな雰囲気を出しているこの作品。
何と、たった1本のシャープペンシルで3年かけ作られたものであると知り、大変驚きました。
こんなに細かい絵を・・・絵をよく見ると、さらにその技術に感動してしまいます。
お話は、よそから来た男を警戒・監視する町の人々が、男を追い出し、欲を出したところで自滅するというもの。
人間の偏見や身勝手さを皮肉交じりに描いた作品です。
やってきた男は、なんとも不思議な方法で魚を獲りますが、そのときに使われる機会の数々。
これもまた奇妙で、興味をひきます。