表紙に透明のフィルムがかかっていて、本当に雪の中を歩いているように見えます。まず娘は「雪が降ってる!」とその表紙に感動。
おじいさんが農場で動物達を飼っていて、それぞれにイチ、ニィ、サン、シィ、ゴーと名前をつけているのですが、その動物達が何なのか初めは分からないので、娘も「どこ?、どこ?」という感じだったのですが、読んでいくうちに白い毛布をかける場面で順番に動物の種類が分かります。「あ!牛だったね〜、次は?」というふうにページをめくるのを一緒に楽しんで、最後にきれいに飾った木の場面でスイッチを押すと、とても綺麗な音色が・・・。娘も「わぁ!」と驚いて嬉しそうに何回も何回もスイッチを押しては喜んでいました。1歳の息子もその音色に大喜びでスイッチを押しては嬉しそうに笑っています。話の内容は分からなくても、スイッチがあったり、フィルムをめくっていったり、飾ってある木が少し立体的でキラキラ光っていたりと、たくさんの工夫がしてあるので小さな子でも楽しめるようです。
さすがエリック・カール!はらぺこあおむしに続いてこの本も子供達のお気に入りになりそうです。