クリスマスなのに雪がないと嘆きながら、おじいさんは夢を見ます。
その中で、自分と飼っている5匹の動物達に雪が降ります。
目が覚めると本当に雪が積もっていて・・・。
内容的にはクリスマスのお話なんですが、
雪の表現に味があっていいなあと思いました。
エリック・カールさんはもともと貼り絵のコラージュが特徴なんですが、
透明フィルムに雪を描いた仕掛け絵本仕立てで、
雪を描く筆致がとてもよくわかります。
最後の不思議な音(ボタンを押すと流れます)も素敵です。
エリック・カールが描くクリスマスの色彩を味わってほしいですね。