3歳の娘と読みました。
おつきさまとお話をしたいクマの男の子。
近くまで行けば声が聞こえるかもと、
川を渡り山を上って、
お山のてっぺんでお月様に話しかけます。
「こんばんわー!」
「こんばんわー!」
と返って来たやまびこを聞いて、返事が来たと大喜び。
そばで聞いていた8歳の息子は、
「それはやまびこだよ。」と突っ込んでいましたが、
3歳の娘はまだ「やまびこ」を知らない様子。
きっとくまさんと同じように、お月様が返事をしてくれたと
思いながら、読んでいます。
お誕生日のプレゼントにくまさんがあげたのは
素敵な帽子。
これも、実はやまびこでくまさんが頼んだものですが、
一旦お月様のものとなり、結局は自分のものとなったあたり、
「とてもうまいなあ!」と思いました。
やまびこを知ってる年齢でも、知らない年齢でも、
それぞれの楽しみ方ができる絵本です。