子供とおかあさんの繰り返し問答です。
「いるかのこどもにも かあさん いるの?」
「ええ もちろん」
大人のとっては当たり前のことなのに、
子供にとっては当たり前では無いんですね。
何も無いところから命は湧き出てはきません。
親から子へ、子から孫へ、絶えることなく受け継がれてきた命。
当たり前すぎて忘れていた、とても大事な事を思い出させてくれます。
最後のページまで、子供の質問とおかあさんの答えが繰り返されるので
リズムがあって読みやすく、絵本初心者にうってつけかも。
ぜひおとうさんが読んであげて欲しい一冊です。