加藤茶さんが演じる、へんなおじさんの様な風貌のルラルさんを見て、まず親がニヤけてしまいます。ルラルさんは、のんきそうな顔をしていますが実はパチンコの名人で、大切に育てている芝生の庭に入ろうものなら”ピッシ!!”誰も入れません。
読み終わってから考えてみました。もし、ワニに芝生の気持ちよさを教えてもらわなかったら?ルラルさんは何のために芝生の庭を大切に育てていたのでしょうか?
こんなことってありますよね。本来の目的を忘れて、他のことに精力を燃やしてしまうこと…………。私はそう捉えてしまいましたが、考えすぎでしょうか?
そう思うと、現代を象徴するかのような「へんなおじさん:ルラルさん」がとても意味深く思えてなりません。
でも、芝生のチクチクは気持ちいいですよね。最後にみんなでウットリしながら寝ころんでいるシーンにはホッとさせられます。