幼稚園に通い始めた娘が、自分で選んで借りてきた本。
大事な庭に侵入してくるモノどもをパチンコでおっぱらってしまうルラルさんに、「パチンコってなぁに?」と現代っ子の娘には説明が必要ながらもケラケラ大笑い。
歯ブラシをくわえたルラルさんが見つけた侵入者は、今度は丸太・・・かとおもえば大きなワニではありませんか!
さすがのルラルさんもおそろしくって パチンコでやっつけることができません。
しかしこのワニ…ルラルさんに、とっても いいことを教えてくれるのでした。
人間誰しも、ヨロイをかぶって弱い自分を守りながらも、自分の中のとってもやさしい部分を見せない、そんなもったいないことをしているもの。
表情のないルラルさんの だんだんと 変化していく様子を楽しんで欲しいですね。
余談ですが、これを借りてくる随分以前に 娘は 図書館で私と一緒に「ルラルさんのバイオリン」を読んだことがあったのですが、一度読んだだけのその作品をしっかり覚えていました。「おしりがむずむずするやつでしょ」と。
ルラルさんは想像以上に子どもの心をつかんでいました!驚きでした。