もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!

おかえりなさいスポッティ」 ルートビアさんの声

おかえりなさいスポッティ 作:マーグレット・E・レイ
絵:H.A.レイ
訳:中川 健蔵
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1984年09月16日
ISBN:9784579401932
評価スコア 4.27
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みんなの声 総数 14
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  • マジョリティとマイノリティ

    非常に評価の難しい絵本だと思いました。

    真っ白の毛皮に、赤い目の一家から、たった一匹、変わったうさぎが産まれました。
    ちゃいろの模様に、青い目のスポッティ。
    おかあさんは、その事に思い悩みます。
    「おじいさんが知ったらいやがるかもしれないわ。かわいそうなスポッティ」

    このおかあさんは、スポッティの事を愛しています。
    けれど、やはり、この毛並みの変わった子供のことを、全面的には受け入れていないのかもしれません。
    おじいさんの誕生日に、スポッティを置いて、他の兄弟たちと出かけてしまいました。
    スポッティは、ひどく傷つき、自分のぶちを消してしまおうと努力をしますが、うまくいきません。
    彼は、ついに、家を出る決心をします。

    みんなと違う個性を持って生まれてくるという事が、どういうことなのか。
    そして、それを受け入れるということが、どういうことなのか。
    この絵本はそれを語りかけます。

    前半がびっくりするほどシビアです。
    子供たちが、スポッティのことをすんなりと受け入れているというのに、
    大人たちは、スポッティがマイノリティであるがゆえに、そのすべてを受け入れることが出来ません。
    けれど、この大人たちを非難することが、はたして私に出来るのだろうか、と考えさせられました。
    すべての人をうけいれるべきだ、と口にするのは簡単です。
    それは、正しい意見であり、理想です。
    けれども、これほど難しい課題はないのかもしれません。
    私たちは、この課題に、全力を持って立ち向かわなくてはならないのでしょう。

    あんまり小さい子供だと、自分の個性を大事にしていいんだ、と思う前に、
    前半部分で、打ちのめされてしまうかもしれません。
    その部分があればこその、あのすばらしいラストなのだと思いますが。

    この絵本を、私はすばらしいと思いますが、
    これは、心を鍛えてからでないと、子供が受け取るには難しい本だと思います。

    投稿日:2006/06/18

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