地下鉄ができていく様子が、とてもわかりやすく描かれています。
お話の流れとともに、あちらこちらでの細かい工程まで、詳しく描かれていて、まるで図鑑のようです。
わたしたちが住んでいる町には地下鉄がありません。子どもたちの中にも、実際乗ったことがある子どもは少ないでしょうが、とても興味深く見入っていました。
地下鉄の工事の地上の様子は、以前見たことがあったのですが、上を車が走っているなか、どうやって、ここまでできたのだろうと、不思議に思っていた私でしたが、これで、納得できました。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『とこちゃんはどこ』の加古里子さんの作品だと、後で気づき、驚きました。そのジャンルの幅の広さ、まさに天才ですね。