三人兄弟の末っ子の物語。
小人に親切にした者は報われるというお話と思いますが…、妙なお話ですね。
家ではあてにされていなかった末息子が、森で知り合った小人に親切にしたお礼に、金のガチョウを手に入れるのですが、話がどんどん展開していきます。
森の木を持って帰るのではなく、金のガチョウを抱えて旅を続けるのです。
3人の娘や牧師さん、教会で働く男を従えてたどり着いた町。
笑ったことのないお姫様を笑わせたら、お姫様と結婚できるというのですが、お姫様が笑っても話はそれで終わらない。
王様の繰り出す難題をクリアしてやっとゴールイン。
でも、これって末息子にとって幸せなのでしょうか?
面白おかしく読んでいたら、金のガチョウが脇役になっていました。