学習漫画の世界の伝記シリーズです。
漫画なので、あっという間に読めて、なおかつ偉人についての知識が残ります。マリー・ローランサンの生涯についてはおぼろげに知ってましたが、改めて読むとこんな人生を送ったのだなとわかりました。
私生児として生まれたマリーは、母親の愛情を受けて、絵の才能を伸ばしていきます。ピカソなどの新進気鋭の才能ある画家たちと出会い、詩人のアポリネールと恋をしていた時代が、マリーにとって一番花のある時代のように思われました。
息子というより、私が興味を持ち一人で読んだのですが、なかなか読み応えがあり、再び歴史を勉強したいという大人にとっても良い入口になるかもしれないと思いました。