プールが嫌いで学校をやすんだまさや。そんなまさやをおとうさんは、少し早い夏休みにしておばあちゃんのところに連れて行きます。
なぜまさやが学校に行きなくないか?を大人たちが詮索しないのがとてもいいなと思いました。
息子もプール嫌いで登園拒否になり困ったことがありましたが、4歳になったことをきっかけにプールに入ることができるようになりました。
子どもの問題は、子どもが成長した時に自然に解消されるもので、大人はそれを見守るしかできないものです。
この絵本でも、まさやはけんだまに打ち込むことで自信を得て、泳ぎにも挑戦していこうとします。
「あそぼうあそぼうおかあさん」「おそぼうおそぼうおとうさん」の浜田桂子の優しい雰囲気の絵がとてもよく合っています。子ども向けの絵本ですが、大人には子どもを見守る大切さを教えてくれる本だと思います。