題名の通り、あたまからしっぽまで長いヘビのおはなし。
これを、見開きで表現した作者二人にも拍手!
軽快な高畠さんの絵が、その滑稽さを見事に描いています。
もうこのあたりは、子どもたちのツボでしょうね。
ということで、大いに盛り上がったところで、
あたまとしっぽが、それぞれを思いやる展開へ。
このあたりから、物語は、友情というか兄弟愛というか、素敵なシーンへ一直線です。
ナンセンスな展開ですが、この感動は何でしょう。
そう、最後に添えられたツーショットがすべてを物語っていますね。
絵本ならではの表現方法です。
素晴らしい!
幼稚園児くらいから盛り上がりそうです。