ドーナツ池シリーズでのかわいい魚の挿絵が印象的な村上さんの絵だったので読んでみました。
海のギャングウツボが主人公なのに、なぜかかわいらしいのです!
しかも、口に卵を産んでしまうという災難にあったことから話が始まります。
え?口に?ウツボの?・・とは思いましたが
ウツボ君が父性に目覚め、孤軍奮闘する姿はユーモラスでそして応援したくなる感じさえありました。
途中、スイミーを思いださせるような場面もありましたが
ウツボと子供達が心通わす姿は読んでいてホッとしました。
ありえないけど楽しいお話でした。