私はひょんな事からこの本に出会いました。ドイツの絵本なのですが日本にはない大変美しい本です。
日本の学習図鑑とは全然違います。内容は種がどんな道をたどり生きていくのかがとてもやさしく書かれています。子供にタンポポのところを読んであげていたとき、「植物は他の木や草がはえていて日があたらなかったらどうしようもありません。死ぬしかないのです。そのかわりに生き延びる方法があります。それは種をつくること・・」かなり略して書きましたが、死ぬしかないと話してあげたとき「お花も死ぬの?」と聞きました。当たり前の事ですが子供には深くなにかを感じたんだと思います。でも
子孫を残す方法もある、それが「種」なんだと小さな子供心にも感じたんだと思います。もし、チャンスがあったら是非手にとって見てください。シリーズは今のところ全4冊です。
堅苦しい文面でなく語っています。小さなお子様にもいいかと思いました。