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ないしょのおともだち 作:ビバリー・ドノフリオ
絵:バーバラ・マクリントック
訳:福本 友美子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,925
発行日:2009年05月
ISBN:9784593505074
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 90
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  • 心が繋がった友達

    5歳の息子と読みました。

    見返しの部分(マリーの子どもがマリア。ネズミの子どもがネズネズという部分)も、丁寧に息子に説明してから、読み進めていきました。

    マリーがフォークを落とし、ネズミがスプーンを落として、お互いの存在に気付いたところで、息子はドキドキ。

    でも。
    マリーは「ネズミはばい菌だらけだから近寄ってはいけない」と注意されていて、ネズミは「(マリー達)人間は意地悪だから近寄ってはいけない」と注意されていました。
    息子は少ししょんぼりしていました。

    次の日。
    マリーがわざとフォークを落とし、ネズミもわざとスプーンを落とし、お互いに手を振りました。
    息子はホッと安心した顔をしました。

    成長したマリーとネズミはお互いに家をでます。
    大切なともだちなのに会えなくなってしまいます。
    でも、部屋の中を見ると、マリーの部屋にはネズミの写真。ネズミの部屋にはマリーの写真が飾られています。
    心が繋がっている友達なんですね。
    息子も「いいね〜」と嬉しそうでした。

    やがて。
    マリーのむすめのマリアと、ネズミのむすめのネズネズが登場します。
    息子は「どうなるの?」と目をキラキラ輝かせました。

    マリアが本を落とし、ネズネズも本を落とすと、息子の顔がぱあっと明るくなりました。(ふたりが出逢うということが予想できたのでしょうね)

    毎晩、わざと本を落として、手を振るマリアとネズネズ。
    そのやりとりを微笑ましく見ていた息子。

    思い切って、マリアがベッドからおり、ネズネズのいえの中をのぞこうとするシーンで、息子は大興奮。
    「そうっと、そうっとね。大丈夫だよ」
    と、声をかけていました。

    ラストの、「おおきなひそひそごえ」の言葉の使い方が可愛く、私がマリア役、息子がネズネズ役で、何度も真似をしました。
    読み終えた後、とても心が温かくなりました。

    シモンのおとしものを読んで大好きになったバーバラ・マクリントック。
    ないしょのおともだちも素敵でした。
    どろんこのおともだちも楽しみにしています。

    投稿日:2010/11/16

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