文字は全くありません。
小さな女の子が海に行って、かもめ達と波打ち際で遊んでいる。ただそれだけの話ですが、1つ1つのシーンにすごくドラマがあります。
とてもわかりやすい感想を『ジュンイチパパ』さんが書いてくれているので、気になる方はそちらをよく読んでみてください。
私は個人的に最後から3ページ前のページにちらりと日傘の先っぽが見えてから、最終ページまでの3ページが特に好きです。
小さな女の子がここまで自由に楽しく波打ち際で遊べていたのも、すぐそばに安全を見守ってくれていた“お母さんの目があったからこそ”ではないでしょうか?
『母の愛』をたっぷり感じられる素敵な絵本です。ぜひご家族で読んでみてください。