イギリスの昔話にある「トム・ティッと・トット」を知っていますか?
グリムの昔話だと「ルンペルシュティルツヘン」となります。
この昔話を基にしたファージョン流「トム・ティッと・トット」で、原作の昔話には登場しない妹(ポル)や、妹の助けた銀のシギ、そのシギを世話してくれるチャーリーなどが、王さまのお妃となったお姉ちゃん(ドル)のために大活躍する冒険活劇ファンタジーに仕上がっています。
読み始めたら面白くて一気に読んでしまいました。
ファンタジー好きのお子さんなら、すぐこのお話の世界に入っていけると思います。
小学校の高学年くらいからお薦めします。
ぜひ、最後まで読んでください。
訳者の石井桃子さんの計らいなのか、出版社の計らいなのか、日本で翻訳されている「トム・ティッと・トット」の昔話も後書きに載っていました。
読み比べてみると更に面白いです。