最近、同じシリーズの「ぼくおよげるんだ」を読んだばかりの娘。表紙の絵を見るなり、「これ、くまたくん?あの子が大きくなって、自転車に乗れるようになったの?」と感激していました!そうだね、「ぼくおよげるんだ」では、まだプールに入るのも大泣き、泳ぐのもお父さんに手をもってもらって、だったんだものね。娘は、逆に、泳ぐのは得意中の得意、ですが、自転車はまだ補助輪をつけたまま。そんな娘の目から見ると、「くまたくん、こんなに大きい自転車に乗ってすごいね! Jも5歳なったら、大きい自転車に乗れるかな?」と、くまたくんが急におにいちゃんになったように映ったんでしょうね。
でも、くまたくんが、「すりむいたひじから、ちが にじんでくるのを みると、カバのように おおぐちをあけて、できるだけ おおおきな こえで ないた」場面では、げらげらと笑って見ていました。娘も、近頃、なぜか、血を見ると、くまたくんくらい、大泣きをするようになったのですが、やっぱり他の子が「いたいよう!うわーん!」と泣き叫んでいるのを見ると、笑っちゃうみたいです!
この本を読んで、うちでも、そろそろ補助輪を外そうかな、と思いましたが、さて、大泣きしながらも、頑張り抜けるでしょうか?
くまたくん、がんばれ! みんなも、がんばれ!と応援したくなる絵本です。