『じごくのそうべえ』の続編ですが、前作が上方落語を基調としていたのに対して、続編は田島征彦さんの世界になっている気がします。
これから続く「そうべえ」シリーズで、田島さんは思いきりはじけているのです。
前作の4人組からなぜか歯科医のしかいさんはグループ脱退。
トリオの方がコントがやりやすいのでしょうか。
そう見れば、この絵本はドタバタコント劇です。
次から次へと展開される吉本風コント。
そして、田島さんの描く絵が思いきり楽しんでいます。
『じごくのそうべえ』の焼き直しのような気がして、妙な気もするのですがとにかく楽しい絵本です。