向学心のあるねずみのジョンの話でした。ジョンは学校の教室に住み着いているねずみ
なのですが、ある日、自分の名前が呼ばれるのを不思議に思い、授業中の教室に姿を
現しました。そこで、自分の名前の綴りを覚え、練習に明け暮れます。そして、ある日、
また授業中に姿を現すと、みつかってしまい.... という話でした。
私は、ねずみが大嫌いなので、いやぁ〜、ありえないだろうという気持ちでいっぱいですが、
手厚くもてなされることになって、よかったね、ジョン!
ねずみが主人公ですが、きっと1年生になって初めて文字を習う子の心境ってこんななの
かもしれませんね。初々しいです。
絵本から、もうちょっと厚くて、字が大きい幼年童話への移行にもってこいの本だと
思います。