お月様がきれいだということをおばあちゃんに電話で知らせたいと思ったとたん電線を楽しそうに走っていくりすのこの様子を読んだとたん、教室のあちこちでクスッ、クスッと笑う声が聞こえました。
きれいなお月様を見せたいというりすのこの優しくて一生懸命な気持ち、りすのこが到着したとき心の底から喜んで迎えてくれたおばあちゃんの優しさが心にしみます。大事件は起こらないけれど、大爆笑の場面もなかったけれど、読み終わった後、ほんわかとあったかい空気につつまれました。
月のきれいな頃に、読んで(勧めて)あげたい本です。