おなじみ子犬のマフィンの感じた世界。
目にごみが入って、治療のため包帯を巻いたマフィン。
見えなくても、ほら、いろんな音が聞こえてくるでしょう?
マフィンの視覚の中とは対照的にシンプルでカラフルな絵が
リズミカルに画面に登場します。
きっとマフィンもいろんな音が見えていたに違いありません。
それにしても、「キュッキュッキュッ」から広がる
イメージがすごいですね。
マフィンの絵のタッチが画面の他のものと違っていて、
かわいらしさがくっきりと浮かび上がっています。
私も何回かアイマスク体験をしたことがあります。
自然観察会で、バリアフリー体験で。
確かに、視力以外の感性を研ぎ澄ますには最適です。
「1940年代アメリカで大ヒットした
子どもの感覚を大切にした絵本」
の評に納得です。