科学絵本という抵抗感を払拭してくれた「ポットくん」シリーズ。親子で大好きです。今回はタンポポの綿毛をわかりやすく説明してくれます。
「36ばんめの のんびりやさん」「124ばんめの すえっこちゃん」など、残った3つの綿毛のネーミングがおもしろいです。3つの綿毛それぞれに個性があり、行き先もさまざま。
シリーズ物を読んでいつも思うのは、読むたびに古くからの友だちとの再会のように嬉しいこととと、主人公に愛着が湧くことです。
ポットくんと同じ視点で綿毛の行く先を心配し、その行き先にほっとしました。石倉ヒロユキの描くポットくんは本当に愛らしいキャラクターです。
科学絵本を読んだことのない方に、ぜひお勧めしたいです。こんな楽しい絵本がありますよ。