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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おおきな木」 ちひろ。さんの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 145
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  • 子どもはいくつになっても…

    ほんだきんいちろう による『The giving tree』の 日本語訳絵本。
    村上春樹の訳本も出版されたが、個人的にはほんだ訳の方が断然おすすめである。
    残念ながら現在絶版。図書館には所蔵があるはず。

    原書では木を”she”と表現しており母親の無償の愛のイメージが強いが、この本では木の性別や少年との関係性をあまり感じさせない。
    親か祖父母か近所の人かはわからないが、少年が小さい頃からずっと近くで見守って来た人の象徴が「木」であるとの印象を受ける。
    小さかったあの子は、大きくなってもずっと愛しいおちびちゃんのまま、というイメージ。

    原書と比べると意訳がままあるが、文のリズムがとても良く、まるでショートムービーのような空気感を感じさせる。
    ”happy”を「幸せ」ではなく、「うれしい」「たのしくやる」と訳すセンスが素敵。

    白眉は「木はそれでうれしかった」の繰り返しと、その後にくる「だけどそれはほんとかな」。
    シンプルな文なのに目に入った瞬間ドキドキした。

    文に引きずられて絵本なのに絵にあまり重心がいかないのと、原書と違った印象を与えるところが欠点。

    【原書との比較】
    ・表紙カラーが原書よりも濃い緑になっている
    ・印刷が上と右側で5mmくらい切れている?(2頁目で顕著)
    ・献辞は省略

    投稿日:2010/09/28

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