誰かと比べてしまうと、持っていないものばかりが目について、
自分が持っている大事なものに気づかなくなってしまうことって
あるんですよね。
お友達は、大きくなったら立派な角を持つ、おいしいお乳を出す、
森で一番の大きな体になる。
でも僕たちには何があるのか?・・・
子狐達がお母さんにたずねるお話です。
その時のお母さんの言葉と対応が素敵でした。
私だったら、ちょっと困ってしまうかな?とか、
「がんばれば、自分にも何か1つ誇れるものが出てくるよ」
なんて、言ってしまうんじゃないか・・・と反省。。。
きつねに生まれたからこそ、お父さんに出会えて、
かわいい子供に恵まれて、だから、きつねに生まれて
とっても幸せだと言うお母さん。
ギュッと子供を抱きしめます。
それを聞き「世界一幸せになる」と言った子狐達。
偉い何かになることよりも、大切な人がいる、それだけで、
とっても幸せなことなんですね。
自分達がどれだけ大切な存在かとを知った子狐達は、
もう、すでに世界一幸せなんだと思います。
自分が幸せ感じなければ、子供たちに幸せを伝えることは出来ですね。
私もかわいい息子をギュー抱きしめながら思いました。
幸せは目に見えないというけれど、ちゃ〜んと腕の中にありました。
私の幸せは、小さくて温かくて、いいにおいがするのです♪