パリの植物園でのお話から、日本のお祭りへと舞台がかわってちょっと意外に感じました。でも本を読みだしてからは、つながりがよくわかりました。
日本のお祭りは、「木のお祭り」なんだとあらためて感じました。屋台は、さまざまな木で作られていて、その屋台を納めるのが鎮守の森です。
町内ごとにちがうはっぴの模様が細かくて、見応えがありました。ちょうちんの炎は、不思議な高揚感があります。
藍色と炎の色のコントラストが、お祭りを盛り上げているなと感じました。
ヨーロッパは石の文化ですから、木の先生は、日本の木の文化が新鮮だったろうなと思いました。