表紙の、窓にかかる緑のカーテン、好きです。
癒しの緑がふんだんに使われ、森の空気を感じます。
朝焼けの中、小屋へ向かう小道、ケロちゃんが寝ているのを見て、私も一緒にまどろみの中、森の奥へ向かっている気分。
「森できいちごを摘んでいたら・・・」どこか懐かしい昔話のような、馴染みのある空気。
3人目を出産して日々バタバタの中、上の子たちとゆっくりお布団で寝る前に読んだ最初の本。
眠くても早起きの設定に、ちょうど赤ちゃんに眠くても起こされる、うつらうつら感が重なり、美味しそうな焼き立てパンとココアに心そそられ、仕事前に「まずおやつ!」に共感し。。。
喜んでいるのは私ばかりでありません。
「くものすとごみ」だらけページが「うわぁ!!!」と気に入った息子。
『そらのたび』でりんごの虫に喜んだように「ここにもかたつむり」「ここにもかたつむり」と嬉しそう。
真っ黒くろすけみたいなクモもかわいいですね。
ケロちゃん同じくドーナッツ大好き息子も、もちろんドーナツ見逃しません。
キノコのようにみえるカップケーキも気に入った様子。
そして、フライパンを叩き鳴らして起こされる場面も。
『さむいあさ』大ファンの7歳の娘、カイちゃんの登場に爆笑。
『そらのたび』でも小さなカイちゃんが描かれているのを最初に見つけました。
折しも最新式のしゃべる地球儀を頂いたところで、この星座の(!?)地球儀が大ヒット。
星座大好きで星の図鑑をしょっちゅう見ている娘なので、神話や星座のあるこんな地球(天体星座?)儀、この絵本をお手本にだれか発明してくれたら・・・と夢広がったようです。
バム座とケロ座が、さすがです。
最後のページのリスがバムクッキーをほおばるところ、「かわいい!!」そうで、幼稚園で作ったことのあるマトリョーシカの車座ポーズもまた気に入っています。
再来月には、主人の海外駐在に後追いする予定で、最近日本の名作の英語版(ぐりぐらや、そらまめくん、14ひきなど)も集めているのですが、バムケロの英語版を切望してやみません。
こんなにも、名作なのですから。
なんとなく、みんなで集まるページ、ぐりとぐらの、最後に動物たちが集まる場面を髣髴したので、ついでに蛇足ですがリクエストを書いてみました。