春の到来は誰にとっても心ワクワクするものですよね。「はるのにおい」を感じて動き出すぐりとぐら。
冬の間にたまったほこりで一杯の部屋の中。思い立ったが吉日。そしておおそうじデーに。でも、残念なことに掃除道具はぼろぼろで使えません。こまったぐりとぐらが思いついたのは・・・。
古着を取り出すと、穴あきセーターに破れたズボン(ここで、ぐりとぐらに、赤や青じゃない洋服もあったんだ・・・と新たな発見が(笑))、をしっかり着こんで、おなかとせなかですべるとあら不思議、縦横無尽にお掃除できる雑巾に早変わり。そしてシャツやタオルを束にして足にくくりつければ、ほうきや、はたきの出来上がり。
「ぼくらが このよで すきなのは おそうじすること みがくこと」。いつものぐりとぐらの節回しも飛び出して、大そうじは、すっかり楽しい一大イベントに。
子どもたちも楽しんでお掃除してくれるようになるといいですね。