ほとんどの子どもが幼児期に読んでもらうのではないかと思われるこの本。
お風呂という身近で狭い空間で、子どもだけが、不思議なことに出会うというのが、魅力だと思います。
林明子さんの描く子どもの絵、かわいいだけではなく、子どものすべすべした肌の質感がよく出ていて、子どもそのものだなあって、いつも思います。
お風呂の中から、水系の動物たち、こんな大きなものまで出てくるのって思えるものまで出てくるのがとても不思議です。
ちょっと大変そうですが、大きなかばさんを洗ってあげるなんてこと、子どもはやってみたいと思うのではないでしょうか。