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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

木を植えた男」 sakahonさんの声

木を植えた男 作:ジャン・ジオノ
絵:フレデリック・バック
訳:寺岡 襄
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1989年12月
ISBN:9784751514313
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 27
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    様々な児童文学HPを見て回りましたが、この物語が紹介されている所が見当たらないのが不思議です。
    いい年こいた(当時28歳今ヒミツ)本好きが、童話に初めて手を出したのがこの本でした。おかげで困ったことになっています。

    『木を植えた男』の物語とは、フランスの荒野が舞台の、人が人であること、人が成しうる行為に限界が無いことを、普通の言葉で著した傑作です。
    当時少し話題になっていたこの物語は、私はまあ読んでやろう位の軽い気持ちで手に取ったのですが、そのあまりの深さに呆然としてしまいました。

    魔法も無く、冒険も無い物語の中、ただ木を植えて行く男の姿に次第に引き込まれていき、読後には動くことも言葉を発することさえ出来ませんでした。
    「縁の下の力持ち」?これが陳腐な言葉でしかないと理解した瞬間でもあります。
    読み方を変えれば、男の姿は執念とも希望とも取れます。
    ただ私には、人を超えた人間の姿を見ました。

    著者は、出版社より「印象的な実在の人物の物語を書け」と指示されたそうですが、言われたからといって書ける物語とは到底思えない本です。

    自慢ですが、私はこれまで様々な分野の物語を何千冊読んだか知れません。その中で、年齢性別にかかわらず、自身を持って他人に紹介できる唯一の物語です。

    問題は、この物語より優れた物語が8年たった今でも(あっ!年がばれる)見つからないことです。

    投稿日:2002/11/04

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