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はせがわくんきらいや」 てんぐざるさんの声

はせがわくんきらいや 作・絵:長谷川 集平
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2003年
ISBN:9784835440583
評価スコア 4.83
評価ランキング 148
みんなの声 総数 57
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  • 衝撃的な絵本でした!

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    「森永事件」。もう、過去の話に埋もれてしまっている気もします。特に日本人って、自分に関係がないと、古い事件のことは、ドンドン忘れていきますよね?
    わたしも、この絵本を読むまですっかり忘れていました。(だいたい森永事件そのものは、わたしの産まれるずっと前に起きたことで、あまり詳しくも知らないんですけど、粉ミルクの成分にヒ素が混じっていて、それを飲んだ子供に異常が出てしまった。らしいのです)
    さて、この「はせがわくんきらいや」ですが、みんなに嫌われている長谷川君は、どうやらこの問題の粉ミルクを飲んでしまった為に、身体が弱く、普通の子と、ちょっと違う所が多いみたいなんです。
    主人公の「ぼく」は、長谷川君のクラスメートで、昔でいうガキ大将みたいな子。ハッキリ、そこが嫌だとか、ここを直せというけれど、面倒見がよくて、つい長谷川君にかまってしまい、後で損したと後悔したりする。表裏のない、なかなかいい子なんです。
    でも、ある日「ぼく」は長谷川君のお母さんにズバリと「なんで長谷川君 あんなに めちゃくちゃなんや」と聞き、その事情を説明され、なんだかよく分からないながらも、今まで以上に長谷川君にかまってしまう。
    わたしはこの絵本を読んで、改めて「森永事件の」凄さを感じると共に、主人公の「ぼく」の人間性に魅力を感じました。こういう子がもっともっと増えたら、この国はもっと心が豊かになるでしょうね。

    投稿日:2004/11/18

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