ルラルさんシリーズは、現在6冊。
2001年9月の「ルラルさんのにわ」「ルラルさんのバイオリン」「ルラルさんのごちそう」の3冊が第1弾。
この「ルラルさんのバイオリン」は第2作目。
ルラルさんは、年に1度か2度バイオリンを手入れします。
それをネコに見つかってしまい、バイオリンを庭で弾くことになります。
その庭にはもちろん裸足で弾くのですが、ギコギコキーキーという音色から分かるように、あまり上手くないようです。
でも、動物達は集まってきます。
その先陣が、あのワニ。
最後には、みんなおしりがむずむずしつつ聞き入るのですが、その姿が何ともユーモラス。
こうしたところが、ルラルさんの人気の根幹なのでしょう。
ナンセンスに近いので、物事を理解する年齢にならない入園位までにオススメします。