最近、岩波の子どもの本シリーズを読む機会が増えています。
訳が石井桃子さんだったので、読んでみることにしました。
ふわふわくんというぬいぐるみのくまを大事にしているお話で、息子には幼いかなと思ったのですが、そんなことはなかったです。
ふわふわくんがしゃべりだしたのに、アルフレッドの反応の冷たいこと。子どもってこんなことありそうと思いました。
アンパンマンブームが去った後は、アンパンマンに見向きもしなくなった息子とよく似ています。
木の上のふわふわくんを取ろうとして、おとうさんとおかあさんが家中にある柄のついた道具を縛ってもってくる姿に笑ってしまいました。
両親が、子どもにまじめに関わろうとする姿が微笑ましいです。
くんちゃんシリーズにもこんな作品があったんですね。子どもが共感できるお話だと思います。
石井桃子さん訳の本もまた読みたくなりました。