「ぼくのことすき?」
「ええ、だーいすきよ」
「じゃあ、だいすきなぼくのおくちがさかなをたべてもおこらない?」
「いいえ。みんなが食べる魚を食べるなんて、いけないこです!」
どこかできいたことのあるような会話(笑
そうよ、子供はかわいくて、大好きでも、いけないことはいけないのよ。
「おかあさんはいいこをうんだのよ」
というおかあさんに、こぐまだってまけてません。
「じゃあ、ぼくがうまれてるくるとき、いいこですかって聞いた?」
もう、「ああいえば、こういう」状態ですね。
私だったら、「もううるさい!」といってしまいそう。
くまのおかあさんも、もうちょっとでいいそうな顔してます。
そんなところがまた親近感。
でも、くまのおかあさんはいいます。
「きいたわよ。覚えてないの?」
こんなおかあさんとこぐまのやりとりがおもしろくて、
愛情たっぷりで、とてもほんわかとして気持ちになりました。
息子もこの絵本よむと、私の顔をみながら、にや〜と笑います。
「ぼくとおとうさん」のほうも読んでみたいな〜。