今年のクリスマス前に読んだ絵本です。娘はまず、「おおぜいのサンタ」にびっくり。そのサンタさんたちが、どんなふうにクリスマスまでの1年を過ごしているのか、1月から順番にお話が進んでいきます。
(4月)トナカイたちが、空を飛ぶ練習をする、というのも意外だったようです。それから、(5月)サンタさんたちが、パンツ1枚で体重測定をしている絵にも、「このサンタさんが、1番ふとっちょだよ」と言いながら、本当にサンタさんのお仕事に関係してるのかなあ?というような顔で、不思議そうに見ていました。(7月)サンタさんたちが気球に乗って、空からよい子を探しに出かけ、世界中のよいこの子の名前をノートに書いていることを知ると、「J!」と、突然大きな声で、自分の名前を叫んだ娘でした。そして、(10月)サンタ会議が開かれ、「このおんなのこには、ぬいぐるみ」と、子どもたちへのプレゼントを決める場面では、たまたまサンタさんの持つ棒がアメリカを指しているのを見て、「え〜〜〜!このおんなのこって、Jのことなの〜〜!?」と、大興奮!!でも、(12月)クリスマスの夜、眠っている女の子の枕元に、サンタさんが赤いリボンの箱を置いていく絵があり、それを見た娘は、「え〜〜〜〜!おんなのこって、この子のことだったの〜!?」と、今度は喜びの頂点から一気に谷底へと突き落とされたような嘆き方で、ページごとのアップアンドダウンの激しさに、親のフォローも大変でした!!