読めば読むほど好きになる絵本です。
前半はゴールディーの端正な生き方が心地いい。
読んでいるだけですがすがしい感じ。
こういう風に日常を暮らしたいと思います。
後半のゴールディーはとても切ない。
ランプを否定したのがオームスでなければ
こんなにも彼女は悲嘆にくれなかったと思います。
誰だって自分の好きな人には自分と同じものに価値を見出してほしい
もの。
けれど他人の意思に惑わされることなく
自分を取り戻した最後のゴールディーはとっても素敵です。
自信にみち満足そうな彼女の顔が印象的なラストでした。