新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

いもうとのにゅういん」 ミナミーナママさんの声

いもうとのにゅういん 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1987年02月
ISBN:9784834001617
評価スコア 4.81
評価ランキング 270
みんなの声 総数 136
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  • 点滴に憧れて

    初めて読んだのは私が幼稚園のときです。
    これまで読んだ絵本の中で一番印象的で、絵本と聞けばこの本が思い浮かびます。

    私自身は男兄弟しかいませんし、幸いなことに兄弟が入院した経験もありません。にもかかわらず、大好きな絵本です。

    このお話のどこが好きだったかというと・・・
    ずばり、入院している場面です。なかでも点滴しているあやちゃんに憧れていました。手に残った点滴の跡が魅力的でした。
    この場面に影響されて、点滴している女の子の絵ばかり描いていたことを覚えています。
    少々変わった子供だったかもしれませんが、6歳前後の私の記憶です。

    姉妹で色違いのワンピースを着ているところや、ほっぺこちゃんにも夕食が用意されているところ、プレゼントの包み紙の柄がかわいいことなど、隅々までよく見てました。

    もちろん内容も子供心に響きました。あさえに影響されて、病気でもない弟に、当時一番大事にしていたぬいぐるみをあげました(後になって返してもらいましたが)。

    兄弟ってけんかもするけれど、やさしくしてあげたい、喜ばせてあげたいとも思っているものですよね(うまく表現できないだけで)。
    それを教えてくれた絵本だったと思います。

    大人になってから読み返したら・・・
    お姉ちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、こんなふうに子供の気持ちを包み込めるお母さんになれるだろうかと思って、涙が出ました。

    娘に読んであげられる日が楽しみです。

    投稿日:2010/03/12

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