これは言わずもがなの名作で、
私が小さいころ、とても大好きだった絵本。
そろそろ購入しようかと思い、図書館で借り、
3歳なりたて息子に読んでみました。
初版は1942年なんですね。
それでも良さは色あせないです。
なんていうか、自然に対するまなざしがとてもいい。
この本で、私は四季の美しさ、夜空の美しさを知りました。
子どもたちにとって小川や池の楽しそうなこと。
それが、工業化によって、どんどん都会化していく…。
絵自体がどんどんグレーになっていきます。
息子は、ここで大好きな車、電車、地下鉄などが出てきて、
うれしかったようなんですが。
現在の息子にヒットしたのは、小さい家をトラックで引いて移築する場面。
これには結構興奮していました。
最後、また田舎の美しい丘に移築されるのがよかったです。
でも、ここには池と小川がなかったのが、昔から私はちょっと残念でした。
やはり心に染みるいい絵本でした。