ティラノサウルスシリーズの第2弾。今度は主人公はプテラノドンの子どもです。
両親に大切に育ててもらったプテラノドンの赤ちゃんは、やがて成長して一人で生きていかなければならなくなります。
そんな時、初めて出会ったティラノサウルスに恐怖を感じながらも純真な心で接します。本当は自分が狙われていたとも知らずに…。けがをしたティラノサウルスを看病し、雨の日に葉っぱを掛けてあげるところはじーんときます。
本来は仲良くなれるはずのない2人。プテラノドンの子の優しさはティラノサウルスに届いていたのに…。最後のティラノサウルスの涙が切ないです。
おかあさんの願いの「優しさ」おとうさんの願いの「強さ」。
私自身は、両方を望む気持ちはありますが、やっぱり「優しさ」が一番!
このおはなしでは2人は友達になることはできませんでしたが、相手のことを一番に思いやれる心を持ってほしいと思います。