表紙の絵は、三方にそれぞれ向かう
自信有り気な3匹が描かれているのですが
ページをめくると
3匹の後姿と「だめ3びき」・・・という文字
その絵が、せつなくなります
ねずみのずるがしこさと
いやいやながらもそうしなければいけないと思うねこの姿に
なんとも、かわいそう
でも、そんな自分を捨てるように
家出して
仲間との旅が始まります
自由は、決して楽ではない
でも、信頼出来る仲間が居るとはなんと心強いことか
「だめ」なことも
仲間の為に勇気で、出来ることも
知っていきます
そして、それぞれの道・・・
ねこがとても心配でしたが
最後にホッとしました
森山氏の作品は、芯が通っていて
お薦めです
「だめな自分」と思っている子どもって
居ると思うのです
是非、そんな気持ちがちょこっとでもあったら
読んで、勇気をもらってください!