くすのきしげのりさんの、心温まるクリスマスストーリー。
自分のことは後回しで尽くしてくれるお母さんのために、
「わたし」は弟と一緒に、お母さんにクリスマスプレゼントをあげようとするのです。
でも、少ないお小遣いで買えるはずもなく、途方に暮れるのですね。
ひょんなことで福引に当たりますが、「わたし」は正直であることを選ぶのです。
親子それぞれの優しい思い、見守る近所の人々のまなざし。
福引が、まさにキーワードとなっていますね。
子どもならではのシチュエーションと迷い、そして喜び。
心温まるお話だと思います。