新美南吉は、隣町の半田市で生まれたことで親近感を持ってます。南吉の生涯のことが綴られているのもよかったです。「でんでんむし」「こぞうさんのおきょう」の2編の物語が画かれています。御馴染みのでんでんむしには、幼い頃に母親を亡くした南吉が、母親との会話を楽しんでいるかのように思いました。「こぞうさんのおきょう」では、とても可愛らしくて笑えました。絵だって可愛くてほのぼのとして和みます。「向こうの細道 牡丹が咲いた 咲いた咲いた 牡丹が咲いた」これなら私もできそうですね!こぞうさんだから、可愛いんでした!