勢いよく動き回る子ども。
これでもかっ!ってくらい遊び込む毎日。
絵がとにかく見事ですね。
大人がやんちゃで乱暴で・・・そう思えるくらい
エネルギーに満ちている子ども。
そもそも、そうゆー生き物(笑)
息子は目を輝かせて見入ってました。
そして、最後。
主人公の子があひるを引っ張りっこしちゃうシーン。
え!?
あひるが悲鳴をあげて、動かなくなり、息子は不安げな顔になりました。
ドキドキしながら大丈夫かな?って聞いているのがわかりました。
文中には何も触れられていませんが
あひるを傷つけてしまったことを先生は咎めたりしていないでしょうね。
だって、ちゃんと男の子はあひるのことを想って行動している。
それを見て、先生は、この子は大丈夫だって思う。
本当にそれがすべてだなぁと考えさせられました。
この男の子は乱暴でお騒がせ。
だけど、まっすぐな気持ちの優しい子だと息子は感じてくれたのではないかな?
「あひるさんと寝てくれてよかったね」
温かい読後感ですよ。
この絵本の幼稚園は今もあります。
横浜市に三千坪の敷地を確保した園庭。
ヤギやチャボは放し飼い。
いい園があって、それをいいねって理解し共感する環境(人)が
あるから残り続ける園なんでしょうね。
うちも伸び伸び系の幼稚園だけど、やすしくんたち、うらやましいなぁ。