子供がつぶやく「いろはにほへと」の繰言が、まわりまわって、戦争を回避したというお話です。
今江さんは、学校の先生でいらした方なので、
それで、こんな発想のお話になったのかな、と思いました。
正直、大人の私には、このお話が少しメッセージ性が強く出すぎていて、展開に無理があるように感じましたが、
小学生ぐらいの、心がまっすぐなお子さん方は、きっとこのお話にうたれるのではないでしょうか?
長谷川さんの、のほほーんとした、つかいの侍の絵が印象深いです。
(一瞬、首がない! いきなり打ち首か?!と思ってしまいました)