チュウチュウ通りのゆかいななかまたちシリーズ、
郵便屋さんのスタンプの物語です。
その職業柄か、他の物語にもちょいちょい出て来ていたので
やっと本人の物語だという感じで本を手にしました。
自分の家宛の手紙がいつも・・・ない!
スタンプの予想外な悩みに唖然。
私も文通好きなのですが、広告を出してまで
その相手を探すスタンプの渇望ぐあいには少しびっくりしました。
広告はとんでもない量の手紙を呼び込むことになり、
スタンプは窮地に。
最後にはなかまたちがやはり助け、支えてくれます。
締めとなる10番地の物語、
郵便という仕事の持つ実直な話でもよかった気がしますが
心の触れ合いをよくよく描いたこのシリーズならではの作品だったかとも思います。
手紙ではなく、顔を見て言葉で触れ合っている!
ゆかいななかまたちに囲まれた幸せなフィナーレ、
改めてこのなかまたちの素晴らしさを
スタンプとともに噛みしめることができました。
素敵な物語たちを、ありがとうございました!