なんといっても表紙の赤いマスクがインパクト大!
どうしてもお話の中身が気になって、手に取りました。
主人公の男の子の町では今、映画のヒーローの赤いマスクが大人気。
どうしてもマスクが欲しくなって、怪しいマスク屋に買いに行きます。
「これでぼくもかっこよくなったはず♪」と友達に会いに出かけますが、町は赤いマスクをつけた人であふれていて…?
赤いマスクでいっぱいになった町の混乱ぶりがおかしかったです。
かっこいいものに憧れるのもいいけれど、『自分らしさ』は絶対になくしてはいけないものなんですよね。
みんなと『同じ』ことばかり重視するよりも、みんなと『違う』部分を大事にしていきたいなと考えさせられました。
短いお話ながら、読んだ人に「こうなったらどうする?」と疑問を投げかけてくれる絵本だと思います。