火の特徴をシンプルに表す絵本。
火がだんだん大きくなり、消えるさまを描いている。
本の地の色が黒(火を目立たせるため)、火の赤、文字の白、という3色しか使われていない。
縦に見開きとなり余白もうまく使われ、火が小さいときから大きくなるときの迫力がある。
「ぽっ!」とか「ほわわー」とか、火の表現もかわいい。
伝えたいものがはっきり伝わってくるので、私個人的には結構好み。
息子もまあまあ好きなようだが、まだ「火」というものがわかっていないようだ。
そうなると、やはり大好きな乗り物よりは食いつきが欠ける。
それが残念。
これで、「火」をわかってくれたらいいなあ。