氷の世界で生きているシロクマのことを土地の狩人たちはナヌークと呼ぶそうです(この絵本ではそういっているけど、ホントかどうかは?分かりません)
立派な狩人であったおじいさんから、ナヌークのことを聞いていた少年は、吹雪のある日、村はずれの丘でナヌーク達の足跡を見つけます。
そして、ナヌーク達の声を聞きます。
少年の姿は一切絵本には登場せず、もうひとり(?)の主人公、ナヌーク達の様々な姿の写真で、物語りは進行していきます。
とても素敵な絵本でしたけど、子供達には、作者が何をいいたかったのか、その真相までは分からなかったかもしれません。(私自身、理解したのかどうか…)でも、雄大な氷の世界、シロクマ達の生活を写し出した写真を見るだけでも、素敵な絵本でした。